「百人一首・小野小町」大谷石コースター
後陽成天皇の弟の道勝法親王筆による歌かるた。上句札の表は紙地金砂子散し、草花模様金描、裏は銀無地。下句札は表に青地紙になっている他は上句札と同じです。兵庫県芦屋市の滴翠美術館所蔵の、現存する日本最古の百人一首歌かるたといわれています。
小倉百人一首は、藤原姓宇都宮氏5代当主宇都宮頼綱が、京都嵯峨小倉山の別荘で歌会を催す際、藤原定家に襖の装飾のため百人秀歌の選定を依頼したことにより誕生しました。
母や祖母が京都生まれで、和歌にも造詣が深く宇都宮歌壇の礎を築いた頼綱は、出家後の京都で、和歌の指導を仰いだ藤原定家と親交を深めました。後に宇都宮頼綱の娘が藤原定家の子息為家に嫁いでいます。
その百人一首の中でも特に有名な小野小町の歌かるたを、宇都宮名産の大谷石のコースターの上に表現しました。説明書には上句札、下句札の画像、現代語訳及び英訳が入っています。
またこのコースターは大谷石の中でも表情が美しい1等品を使用しております。軽くて加工しやすい大谷石は、ミソと呼ばれる粘土鉱物がつくる独特な斑点が美しく、フランク・ロイド・ライト設計の旧帝国ホテル本館、宇都宮市のカトリック松が峰教会をはじめとして多くの近代建築に採用されました。「大谷石文化」は日本遺産に認定されています。
ミソはくずれやすく、時間と共に欠けたり穴があいたりすることもありますが、この変化を楽しめるのも大谷石の特徴です。世界にひとつしかない素朴で温かみのある質感と、時と共に変化する風合いをお楽しみください。
外国人にも大変人気の着物を纏った、日本の王朝文化を代表する百人一首・小野小町と、クールな美しさを持つ宇都宮・大谷石のコラボレーションは、栃木県を、そして日本を代表する観光資源の一つです。海外からのお客様へのスーベニーとしても最適です。
またホテルや旅館、飲食店などで、実際にコースターとしてご利用頂いても、お客様に喜ばれることと思います。
日本の、そして地域の文化や特性を活かした商品の購入は、SDGs目標の11の達成に関わっていると言えます。
サイズ:約90×90×10mm
重量:約120g
加工:裏面面取り加工、裏面クッションゴム付き
包装:バイオマスOPP袋入り(植物由来のバイオマス成分が含まれたOPP袋です「CO2排出量削減」や「石油資源の節約」に貢献しています)